鎌倉文学散歩を行いました

 1月28日(土)、国語科スタッフ主催で鎌倉文学散歩を行いました。夏休みの横浜文学散歩に続き、有志の生徒・スタッフと一緒に、鎌倉を愛した作家や鎌倉が登場する作品について学びました。今回は社会科のスタッフも参加し、文学と歴史の双方から鎌倉を学ぶことができました。
 夏目漱石の「門」で主人公が行く禅寺は、北鎌倉の円覚寺です。漱石自身も参禅生活を送りました。今回、集合は朝9時という早さでしたが、澄んだ空気に朝日が差し込む中、国宝の舎利殿と洪鐘を鑑賞することができました。また、高徳院は露座の大仏で有名ですが、実はその裏手に与謝野晶子の句碑があります。大仏を「美男」と詠んだ彼女の視点で大仏を鑑賞しました。そして、散歩のメインである鎌倉文学館では、常設展と企画展を見学しました。最後に、土鍋ご飯を食べて、解散しました。(鎌倉文学館は今年の3月から4年間の長期休館します。建築と文学を両方楽しめる素敵な場所なのでぜひ3月までに、そして、再開後も行ってみてください。)

【当日のスケジュール】
北鎌倉駅に集合→円覚寺を散策(夏目漱石・島崎藤村)→高徳院を散策(与謝野晶子・大佛次郎)→鎌倉文学館で常設展・企画展「鎌倉文学年表 古典編」見学→鎌倉土鍋kaedenaで昼食→鎌倉駅まで徒歩移動・現地解散